4日朝、青森県の大間町沖にウニかご漁に出ていた男性が船から転落して死亡しました。男性は救命胴衣を装着していて、ロープに絡まった可能性もあり、青森海上保安部は事故の原因を詳しく調べています。
4日午前6時半ころ、大間町奥戸で「男性が船から落ちた」と消防に通報がありました。
青森海上保安部によりますと、海に転落したのは大間町の奥戸漁協所属の田中國雄さん(75)で、1人でウニかご漁をしていて、漁に使う籠を投げ入れる際に船から転落したとみられています。
周辺の海では約10隻の漁船がウニかご漁を行なっていて、田中さんは一緒に漁に出ていた仲間により引き揚げられましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
現場は、奥戸漁港から南西に2kmほどの場所で、風速5mの風は吹いていましたが、波は穏やかだったということです。
田中さんは、救命胴衣を身に着けていましたが、ウニかごが結ばれたロープとともに海中から引き上げられたということです。
青森海上保安部は、田中さんの救命胴衣がロープに絡まった可能性も視野に、当時の状況を詳しく調べています。
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