「分かりづらい」「渡れない」と利用者から苦情が出ている新潟駅のバスターミナル。新潟市の中原八一 市長が4日、現状や改善点を視察しました。

JR新潟駅を訪れた新潟市の中原市長。分かりにくいと言われている駅構内からバスターミナルまでの動線を歩き、案内表示や構内の地図などを見て回りました。

一方、バスターミナルで開業以来問題となっているのがバス道路の横断問題です。反対側に行くために駅の2階に上がるか遠回りするかしかなく、横断禁止の道路を渡る人が続出していました。

そのため新潟市は新たに横断防止の案内をはるとともに、反対側に渡る際の動線の案内表示を設置しました。

ただこうした改善をしてもなお…
【駅の利用者は】「正直、目にはあまりつかなくて、もうちょっと目につく大きくというのも難しいでしょうけど」

【利用者は】「ちょっと分かりにくいというか、気づきにくいですね。もうちょっと、ぱっと理解できる方法があるといいかなと」

【中原 市長】「案内表示の仕方については、今後、さまざまな市民の皆さまの意見を聞きながら検討を加えたい」

一方、設置を求める声があるターミナル内の横断歩道は…
【中原市長】「横断歩道の設置は困難だと判断した結果について現在も認識に変わりない」

これまで通り設置しない方針を示しました。中原市長は、引き続き利用者の要望を聞いて利便性の改善につなげていくとしています。

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