利用客が増える本格的な夏を前に旅客船の事故を防ごうと高松港でフェリーの安全点検が行われました。フェリーなどの安全点検は、四国運輸局が四国の63の航路で実施するものです。

午前8時半、高松-土庄航路のフェリー「第一しょうどしま丸」に四国運輸局と高松海上保安部の職員9人が乗りこみました。万一の場合に必要となる救命胴衣や消火器に劣化がないかや点検記録簿を見て運航中止基準が守られているかなどを確認しました。

(四国運輸局海上安全環境部 阿部真嗣部長)
「この安全点検を通じまして、事業者のみなさまに運航の安全確保に万全を期していただくと」

昨年度、安全点検によるフェリーや旅客船の行政処分はなかったということです。今年度の点検は、6月28日まで行われます。

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