日本を代表するウォーターフロントシティを目指す下関市は、来年秋に関門海峡エリアに大きな噴水と水族館をライトアップする設備を、新たに整備することを決めました。

整備計画は、市のウォーターフロント開発の方向性を話し合う、官民が参加する推進会議で決まりました。新たに決まったプロジェクトでは、海峡エリアの新たなランドマークとして大きな噴水を設置します。概算の整備費はおよそ8380万円です。

また、水族館「海響館」の建物をライトアップします。整備費は概算でおよそ3750万円を見込んでいます。さらに海沿いに移動式の店やベンチなどを設置することにしています。

これらの事業は、海峡沿いに来年秋完成予定の、星野リゾートが手がけるホテルの開業にあわせて整備することにしています。

前田晋太郎市長:「民間の皆さんの意思確認がとれたというふうに思っていいと。今度は庁内において、どのようなお金をつくっていくかということに入っていきますから、時間があまりありませんので、積極的に私も前のめりになって進めていきたい」

会議では、今年8月から10月にかけて、海峡沿いで浜焼きバーベキューや、子ども向けのイベントなどの社会実験を行うことも決まりました。

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