岡山市北区の後楽園で、初夏の風物詩、梅の実の収穫作業が始まりました。

後楽園には、20品種100本の梅の木が植えられていますが、きょう(4日)は梅酒などに使われる白加賀や鴬宿などの実が収穫されました。

毎年この時期に行われる梅の実の収穫作業、きょうは、10人の作業員が一つ一つ手作業で丁寧に収穫していきました。
今年の梅は、例年並みの約3センチの大きさですが、2月ごろに雨が多かったのと木が弱っていることから収穫量は例年より少ない200キロを見込んでいます。

(後楽園事務所 栗坂智人主任)
「自然の環境の中で育てるので、天候が安定しているというのは人の力ではどうにもならないので、きょうを無事迎えたことはほっとしています」

収穫された梅は梅酒や梅ジャムに加工され園内の売店で販売されます。

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