2023年2月、交際関係にあった女性を殺害し遺体を切断したなどの罪に問われている男の初公判が2024年6月4日、静岡地方裁判所浜松支部で開かれ、男は起訴内容を認めました。

殺人などの罪に問われているのは、静岡県沼津市の保険外交員の男（32）です。

起訴状などによりますと、男は2023年2月、交際関係にあった女性（当時33）の頭部などを複数回にわたって鉄製のハンマーで殴るなどして殺害し、翌日、沼津市の自宅で遺体を糸のこぎりなどで切断した上、ごみ袋に入れてバルコニーに設置されたコンテナなどに隠し遺棄した罪に問われています。

地裁浜松支部で開かれた4日の初公判で、男は裁判長から起訴内容について間違いはないか問われると「はい」と答えました。

冒頭陳述で検察側は、「被害者遺族の気持ちを考えるべき」と事件が残した被害の重大性も指摘しました。

裁判の争点は男が犯行を計画的に行ったかどうかです。

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