岡山県美咲町に住む中学1年生の芦田みゆさんが、今年の春、小学校卒業前に出場した水泳の全国大会で5位に入賞し、同年代トップスイマーの仲間入りを果たしました。

「次の全国大会では優勝したい」と意気込む彼女。次代を担う才能の原石を取材しました。

(芦田みゆさん・12)
「将来の夢は、オリンピックに出場して金メダルを獲得することです」

美咲町在住で、現在中学1年生のスイマー芦田みゆさんです。

今年3月に開催された全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会で、バタフライ50メートルと100メートルに出場しどちらも5位に入賞。なんと100メートルでは全国の大舞台で自己ベストを叩きだしたのですが…。

(芦田みゆさん)
「もっと早く泳げたらもっといい順位だったのに、と思って悔し泣き…。もっと速いタイムで泳げる練習はしてきていたので、試合でできなくてそれが悔しかった…」

人一倍負けん気が強いという芦田さん。放課後は毎日のように真庭市のスイミングスクールに通い練習に励んでいます。藤本コーチの指導の下、おととし秋からメキメキ実力を伸ばし始めたのだそうです。

(真庭スイミングクラブ 藤本策也コーチ)
「ストロークが大きくて、身長の割には大きく泳いでくれるので、水をしっかり後ろに押す力があるかなと思います」

先月(5月)出場した中国地方大会では50メートル、100メートルともに大会新記録で優勝。自分よりも速い高校生らとしのぎを削ることがさらなる成長を促しているといいます。

(水泳教室の高校生)
「どんな時でも明るくて元気で周りを盛り上げてくれるような存在です」

そんな彼女の趣味は…水族館巡りです。

(芦田みゆさん)
「優雅に泳いでいるのが気持ちよさそうでいい」

泳ぐことも、泳ぎを見ることも大好きな芦田さん今後の目標は?

(芦田みゆさん)
「まずはジュニアオリンピックで優勝して、中学校ではナショナルチームに入ることです」

すでに夏の全国大会出場が決定していて、悲願の優勝を果たすべく現在ターンの強化などに取り組んでいるということです。

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