東京電力福島第1原発事故を風化させないため、日本ペンクラブは22日午後2時から、東京都千代田区の専修大神田キャンパス10号館の黒門ホールで、「あれから13年、原発問題のいまを問う!―『線量計が鳴る』上映会とシンポジウム―」を開く。

福島第1原発(2022年)

 上映するのは、俳優中村敦夫さんが元原発技師を演じる朗読劇。原発が日本に造られた経緯や、原発の仕組み、事故の実態などに迫る。  シンポジウムは「チェルノブイリから振り返る福島原発の現在」と題し、2012年に旧ソ連ウクライナのチェルノブイリ原発を視察した作家の浅田次郎さんらが、福島事故の被害者・避難者の取材を続けるフリーライター吉田千亜さんと、福島原発の現状と日本の原発の今後について話す。  専修大ジャーナリズム学科との共催。資料代1人1000円、学生無料。申し込みが必要で先着順。問い合わせはメールで、日本ペンクラブ事務局=ecopen@japanpen.or.jp=へ。(山下葉月) 

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