布勢スプリント2024が2日、鳥取市のヤマタスポーツパーク陸上競技場で開かれ、全国トップレベルの陸上選手が集結しました。
記録が出やすいと言われる布勢の競技場、果たして新記録は生まれたのでしょうか。


桐生選手、坂井選手など、男子100メートルにはトップレベルの選手が揃いました。
山縣選手が9秒95の日本記録を出したのが3年前のこの大会この競技場、有力選手は日本記録や目前に迫るパリオリンピックの参加標準記録を狙っての出場です。

優勝は鈴木涼太選手、追い風が強すぎて参考記録となりましたが、10秒06でした。

男子100m優勝 鈴木涼太選手(スズキ)
「予選のスタートで出遅れ、体が浮いてしまったので、そこを修正して決勝を走れたと思う」

女子100メートルの注目は君嶋愛梨沙選手。雨混じりだった午前中の予選はトップだったものの記録は伸ばせていませんでした。

君嶋選手が抜け出してトップでゴール、記録は11秒45。

女子100m優勝 君嶋愛梨沙選手(土木管理総合)
「決勝は11秒45で目標には及ばなかったが、いいコンディションなら11秒01以内が見えてくる状態になっている」

女子100メートルハードルには日本記録を持つ福部真子選手が登場、決勝は追い風1.9メートルと最高の風が吹き、福部選手がただひとり12秒台をマークして優勝。

男子110メートルハードルは中国の選手がワンツーフィニッシュを飾りました。
午前中生憎の雨だったこともあり、布勢の競技場のコンディションは今ひとつ、日本人選手から新記録は生まれませんでした。

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