今シーズンから、国内最高峰・日本ソフトボールリーグに参入している、山口水産ソフトボール部。初勝利をかけて、今月1日、地元・鹿児島でのホームゲームに臨みました。

南九州市で行われた、日本ソフトボールリーグ第2節。日本リーグに今年から参入した山口水産は、開幕から5試合、いまだ勝利がありません。リーグ初白星へ、地元の応援を背に、愛媛ウエストと対戦しました。

試合は、2点を追いかける3回ウラ。2アウト2塁で、4番のマケアが4番の一振りで1点を返します。しかし、5回表。先発の元・ニュージーランド代表、ニックが長打を浴び、4対1と再び点差を広げられた山口水産。

それでも、そのウラ、ランナー1人を置き、3番・マタカティアの2ランホームラン。さらに、4番のマケアのソロホームラン。2者連続ホームランで試合を振り出しに戻します。

迎えた最終7回、山口水産は、2番手・原口が三者凡退に抑え攻撃へとつなげると、そのウラ、1アウトランナーなしで、南九州市知覧町出身・眞茅の劇的なサヨナラホームラン。5対4と接戦を制した山口水産は、これがうれしいリーグ初勝利。地元のファンに勝利を届けました。

(眞茅選手の父・哲郎さん)「打ってくれという一心で見ていた。結果が出てよかった、安心した」

(眞茅大翔選手)「この1勝まで長かったので本当にうれしい。自分のバットで決めてやるという強い気持ちで打席に入った。地元・知覧である大会は少ないので、そういうところで1本打てたのがうれしい」

(瀬村太郎キャプテン)「観客も多くて緊張した部分もあったが、良い終わり方ができたと思う」

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