今月に入り、長崎県内で十八親和銀行の行員を名乗る人物による不審な電話が相次いでいて、60代の女性が約400万円をだまし取られる被害も出ています。

被害に遭ったのは県北に住む60代の女性です。

十八親和銀行によりますと、今月11日、女性の自宅の電話に十八親和銀行の行員を名乗る男から「インターネットバンキングアプリを継続して利用するには手続きが必要」「口座番号とアプリのパスワードを教えてください」と嘘の電話がありました。

信じた女性が「パスワードが分からない」と答えると、男はパスワード変更をするためATMへ行くよう誘導。女性はATMで男の指示に従って操作し、約400万円をだまし取られたということです。

十八親和銀行には16日までに同様の不審な電話に関する相談があわせて5件寄せられていて「行員が電話でアプリの情報を聞き出すことはない」として注意を呼びかけています。

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