6月1日は「電波の日」です。これを記念した式典が3日、仙台市で開かれ、情報通信の発展などに貢献した個人や団体が表彰されました。

電波の日の記念式典には、東北6県で放送や通信に携わる企業や団体などからおよそ250人が出席しました。そして、情報通信の発展に貢献した個人3人と5つの団体が東北総合通信局の中沢淳一局長から表彰されました。

このうち仙台高等専門学校の園田潤教授は、東日本大震災の行方不明者の捜索に使われる地中レーダーの高度化を進めたことが評価されました。

仙台高等専門学校総合工学科 園田潤教授:
「AIを使った自動識別やロボットを使った自動化とか地中レーダーの高度化で地域課題を解決したところを評価されたと思う」

また、宮城県丸森町は、オンラインでの医療相談や母子手帳アプリなどを整備し、少子高齢化の課題に取り組んだとして表彰を受けました。

電波の日は、1950年6月1日の電波法、放送法の施行を記念して制定されました。

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