地図でルートを確認する参加者=6月2日、東京都江東区の深川公園で

 東京新聞は2日、創刊140年を記念し、地元紙として密着してきた下町エリアを読者に親しんでもらおうと、ウオーキングイベント「東京てくてく~記者が伝えてきた下町を歩く」を東京都江東区の門前仲町、深川、清澄白河一帯で開催した。家族連れや友人同士らの600人が、歩いて下町の魅力を堪能した。  5キロの部と10キロの部に各300人が参加。スタートとゴール地点の深川公園で、これまで記者が書いた記事と地図を載せた「東京てくてく新聞」を手に、富岡八幡宮や伊能忠敬住居跡、7月から新1万円札の肖像に登場する実業家渋沢栄一の住居跡、隅田川テラスなど、歴史的名所や発展する街並みを見て回った。  地元江東区から参加した後藤修一さん(66)は「長く住んでいても知らない所がある。地元の良さを再発見した」と話し、妻の智子さん(64)と楽しんでいた。(長竹祐子) 

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