新潟県長岡市の寺泊港沖で2日、ごち網漁をしていた漁船から男性が海に転落し、死亡する事故がありました。
死亡したのは、長岡市寺泊に住む漁師の男性（71）です。新潟海上保安部によりますと、男性が乗った漁船は2日午前4時半に寺泊港を出港し、北西約2km沖合でごち網漁をしていました。男性は投網した際に何らかの理由で海に転落してしまったということです。漁船には男性の他に2人が乗っていて、一緒に操業していた別の漁船に救助を要請し、男性を引き揚げたということです。午後5時40分ごろ、海上から「救急車を呼んでくれ」と消防に通報がありました。消防が男性を病院に搬送しましたが、午前7時45分に死亡が確認されたということです。
男性を転落したところを目撃していた人はいないということで、新潟海上保安部が転落した原因を調べています。
当時の天候は雨で、風速1mほどの風が吹き、波はなく、気温は20℃でした。
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