水害が増える梅雨の時期を前に、6月2日、和歌山市では地元の消防団などが水防訓練を行いました。

 この訓練は、水害発生時に和歌山市の消防団と自主防災組織などが連携して効率的に防災活動ができるよう行われたもので、約150人が参加しました。

 訓練では、河川の増水を想定して、土のうの積み方を確認。また、ボートや浮き輪を使って川に流された人を救助する訓練などが行われました。

 (和歌山市 危機管理局 松田修亮さん)「去年6月2日に和歌山市を襲った線状降水帯は甚大な被害をもたらしました。(消防団などが)連携して迅速に現場災害に対応するのは非常に重要」

 消防団のメンバーらは真剣な表情で訓練に取り組み、防災に関する知識や技術の習得に努めていました。

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