SNSで出会った韓国人男性を名乗る人物から架空の暗号資産投資を勧められ、50歳の女性が計1185万円を騙し取られました。
4月28日、福岡県大野城市の50歳の女性は、SNSで知り合った韓国人男性を名乗る人物から、「暗号資産の事業をしている」、「儲けるし、教えるからやってみないか」などのメッセージを受け取りました。
投資に興味を持った女性が、指定された口座に15万円を振り込んだところ、翌日、利益として約2万円が上乗せされた約17万円が女性の銀行口座に振り込まれたということです。
このことで、「もっと入金すればもっと儲かる」と思った女性は、3回にわたり合計1050万円を追加で振り込みました。
その後、アプリ上では利益が出ていると表示されていたため、女性が出金しようとすると、「ブロックされているからだめだ」、「振り込み回数が少ないから引き出せない」、「これまで入金した額の60%を入金しないと、入金した額の全額が凍結される」などのメッセージを受け取り、女性はさらに120万円を振り込みました。
それでも出金することができず、不審に思った女性が知人に相談したところ、「その話はおかしい」と言われたことで詐欺被害に気づき、警察に相談して事件が発覚しました。
福岡県内では、ほかにも同様の詐欺被害が相次いでいて、警察は「安易にSNS広告の投資話に乗らない」、「面識のない人からの投資話を信用しない」と注意を呼びかけています。
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