甲府市出身で2016年のリオデジャネイロオリンピックの競泳銅メダリスト、江原騎士選手が引退会見を行いました。
今後については山梨のスポーツに携わる活動をしたいと述べました。

江原騎士選手:
「山梨からオリンピックに出場できてメダルも取れたことは、僕の水泳人生の中で幸せな経験ができたことを嬉しく思う」

甲府市出身の江原騎士選手は山梨学院大学卒業後の2016年リオデジャネイロオリンピックの競泳男子4×200mリレーで銅メダルを獲得しました。

今年のパリ大会の出場を逃した江原選手は5月、引退を表明していて、31日に母校で会見しました。

引退を決意した理由は・・・

江原騎士選手:
「パリを目指そうとパリの辺までやったんですけど、肩のけがもあって引退を決意しました」

江原騎士選手:
「やりきった感は強いので水泳人生に満足したのと、今後の生活が水泳だけやってきたのでいろんな社会を見ていきたいと楽しみ」

30年に及ぶ競技生活で印象に残っていることは大学時代の練習でした。

競技生活の思い出は

江原騎士選手:
「メダルが取れたことは嬉しかったし、オリンピックを経験できて良かったですけど、試合も記憶に残っているが練習もいっぱい記憶に残っていて、山梨学院のプールで毎朝毎晩きつい練習をしたのは今でも思い出して」

江原選手の記憶に残る練習の日々。

大学時代に指導した神田忠彦監督はどのように見ていたのでしょうか。

山梨学院大学水泳部 神田忠彦監督:
「大学に入った時に体重52kg、身長170cm、水泳のコーチが100人いたらそういう子を捕まえてオリンピックに行くぞとは言わないんでしょうけど、記録に対する意欲や研究心がすごくある総合的に見て厳しい道のりになるけれど、世界と戦うことができるだろうと、あとは顔が良い、本当によく頑張ってやりきった気がします」

引退後について江原選手は山梨のスポーツを盛り上げる活動をしたいと話しました。

江原騎士選手:
「僕は山梨生まれ育ちで良かったと本当に感じているので、県民の皆さんや県民のスポーツ、ジュニアスイマーとか県のスポーツに携われることはやりたい、水泳だけに限らず自分の世界と戦ってきた経験や知識を生かせる舞台があればと思っている」

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