自民党の長谷川岳参議院議員への道職員の出張回数の調査を受けて、鈴木知事は「議員1人だけに会うために上京することは効率的でない」として、出張のあり方を見直す考えを明らかにしました。

道の調査では、職員が面談などのために長谷川氏のもとへ出張した回数が、過去5年間で1488件、費用は約1億2千万円に上っていたことが明らかになっています。

このうち、長谷川氏との面談のみの出張は276件で、費用は、約2千万円でした。

今回の調査結果を受けて、鈴木知事は30日の会見で、効率化の観点から国会議員のもとへの職員の出張のあり方を見直す考えを示しました。

鈴木直道知事
「276回というのが多いか少ないかと言われれば、多いと思う。一人に会うだけに、公費ですから、そのために上京して対応することには課題がある」

国会議員個人との面談を目的とした出張は昨年度、2番目に多かった議員の5回と比べ、長谷川氏が118回と突出していて、鈴木知事は「出張自体は適切であり、威圧的な言動が原因で増えたというものではない」との認識を示しています。

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