ホーバークラフトの訓練中の事故が相次いでいることを受けて、大分空港の航走路に緩衝材として土のうが設置されることになり、30日から準備作業が始まりました。

大分空港の航走路では30日、午前9時過ぎに重機が搬入され、土のう袋に土砂を注ぐための大型のじょうごも運び込まれました。

航走路では去年11月、訓練中のホーバークラフトがガードレールに接触し、機体の一部が損壊しました。また、今年3月と4月にもフェンスを倒す事故が発生しています。

再発防止策として、航走路には31日から緩衝材として、事故が起きたフェンス周辺と、2か所のS字カーブに土のう600トン分を設置します。

(大分第一ホーバードライブ・小田典史社長)「あたってもいいというところから、訓練のしやすさが向上するのかな。引き続き、大きな事故にならないように我々もいろいろな準備をしていきたい」

運航会社は6月中旬にも土のうの設置を完了させ、準備が整い次第、秋の就航開始に向けて、S字航走路での訓練を始める方針です。

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