避難生活が長引く被災者の心身の健康をサポートし、次の居場所づくりを後押しします。仮設住宅や2次避難所などに移るまでの一時的な受け入れ先となる1.5次避難所で生活する高齢者らを対象にした支援施設が30日、金沢市に開設されました。

金沢市田上の里で新たにお披露目された災害時緊急支援シェルター「リベルタの家」

現在、金沢市の1.5次避難所に身を寄せる高齢者など最大4人が入居でき、仮設住宅や福祉施設など、次の住まいを確保するまでの受け皿として整備されました。

入居者には1日3食の食事が無料で提供され、介護が必要な人や持病がある人には、24時間体制で常駐する看護師らが健康状態の確認などを行います。

リベルタ金沢・災害時緊急支援プロジェクトリーダー(看護師)下中智津子さん「家に帰りたいと言っても帰る場所がなく、帰った時同じような生活が今の状態でできるように手伝い見守りや必要な看護をしていけたら」

石川県によりますと、1.5次避難所となっている金沢市のいしかわ総合スポーツセンターには今も53人が身を寄せていて、施設には31日以降、県がマッチングを行った60代から90代までの4人が入居する予定です。

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