2024年7月~9月の操業開始を目指している「使用済み核燃料中間貯蔵施設」について、青森県むつ市は、安全協定締結に向けた市民説明会を7月6日と7日に開催することを明らかにしました。

これは28日に、むつ市議会で開かれた特別委員会のなかで、明らかになったものです。

むつ市の山本知也市長は、5月17日に「使用済み核燃料中間貯蔵施設」が操業開始に必要な安全協定の締結について、県民説明会とは別に、市主催の説明会を開く方針を示していました。

市によりますと、市民を対象にした説明会は、7月6日と7日の2日間にわけ、脇野沢地域交流センターなど市内3ヶ所で行うということです。

使用済燃料中間貯蔵施設に関する調査検討特別委員会 佐々木 肇委員長
「まだ様々な意見が市民の中にはあるわけですから、できるだけ納得を得ながら事案(安全協定締結)に持っていければと思っています」

また、特別委員会では事業者のリサイクル燃料貯蔵が、今後の貯蔵計画などを説明したほか、27日に県議会に初めて示された安全協定案の主な内容などについて、むつ市から市議会に対して説明しました。

特別委員会では、6月4日に市や事業者側に対し、安全協定案の内容や事業計画などについて質疑を行う予定としています。

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