先月、長野市の空き家に侵入しペンダントなどおよそ2万円相当を盗んだとして、ベトナム国籍の男5人が28日、再逮捕されました。

5人は能登半島地震の被災地など複数の地域で犯行に及んでいたとみられ、5つの県警が合同で調べを進めています。

邸宅侵入と窃盗の疑いで再逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍で住居不詳の
▽ブイヴァンクオン容疑者35歳、▽グエンヴァンラム容疑者(27)、▽ブイアイントゥアン容疑者(30)、▽グエンキュウナム容疑者(24)、それに▽自称群馬県伊勢崎市の無職 チュオンヴァンズアン容疑者(30)の5人です。

5人は先月3日午前4時ごろ、長野市内の空き家に侵入し、ブローチやイヤリング、ペンダントなど貴金属5点およそ2万1000円相当を盗んだ疑いがもたれています。

5人は同じ日に別の住宅にも侵入し現金10万円と商品券などとして、既に逮捕されていて、調べに対しいずれも容疑を認めています。警察によりますと、出身地が同じだったり、SNSを通じて知り合ったりした仲間だということです。

また、長野県警は犯行に使われた複数のナンバープレートやバール、ガスバーナーなどを公開しました。

犯行に使われた道具


侵入、窃盗事件を巡っては石川県の被災地を含む他県でも同様の被害が相次いでいて石川や長野、富山、新潟、栃木の5つの県の警察が合同で捜査を行っており、余罪の調べが進められています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。