東京商工リサーチによりますと、愛媛県松山市の建築業「東栄建設」が17日、松山地裁より破産開始の決定を受けたということです。

負債総額は2023年4月期末時点で7900万円です。

同社は1994年6月に設立、一般住宅の新築・増改築工事を手がけ、1999年4月期にはピークとなる1億453万円の売上があったということです。

しかし、競合激化等を背景に減収傾向をたどり、収益も悪化して2011年4月期には債務超過に。

その後、一時的に回復の兆しはあったものの、増築や解体工事が主となった近年は2000万円台にとどまって赤字続きとなり、債務超過額も拡大したことから今回の措置に至ったとみられるということです。

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