核兵器廃絶を目指す高校生平和大使の代表が、来月、ノーベル委員会があるノルウェーに派遣されるのを前に、28日、長崎市長を表敬訪問しました。

来月、ノルウェーに派遣されるのは活水高校3年で被爆3世でもある木場笑里さんです。

高校生平和大使は1998年から国の内外で核兵器廃絶を訴える活動を続けていて、2018年からはノーベル平和賞にもノミネートされています。

28日、長崎市役所を訪れた木場さんは鈴木市長からノルウェーのオスロ市長宛ての親書を託されました。

平和大使のノルウェー派遣は5年ぶり3度目で、現地ではノーベル委員会を訪問し、これまでの活動をアピールする予定です。

木場さんは「被爆者の方々からいただいた言葉や、長崎だからこそできることを自分自身の言葉で直接伝えたい」と話していました。

木場さんを含む3人の平和大使は来月3日に日本を出発し、現地の平和団体などとも交流する予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。