大分市内の住宅で去年12月、親子2人が死亡した心中事件で、殺人の疑いで死亡のまま書類送検された父親が不起訴処分となりました。

この事件は去年12月、大分市大在の住宅で会計年度任用職員だった父親(当時40)と当時11歳の息子が急性一酸化炭素中毒で死亡しているのが見つかったものです。

警察は遺体や現場の状況を調べた結果、第三者の介在や侵入した形跡がないことなどから、父親が練炭などを燃焼させて心中したとして5月16日、容疑者死亡のまま、殺人の疑いで書類送検しました。

大分地検は容疑者の父親が死亡しているため、5月23日付で、不起訴処分としました。

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