今年1月からの4か月間、県内の建設現場で、労災事故で亡くなった人の数が3人に上ることがわかりました。
早くも去年1年の死亡者の数に並んだことになります。

鹿児島労働局によりますと、今年1月から4月までの4か月間で、県内の建設業における労災事故による死傷者は83人で、このうち3人が死亡したということです。

去年1年間の死亡者数も3人で、わずか4か月で去年の死亡者数に並んだことになります。

(鹿児島労働局 森川直哉労働基準部長)
「人手不足のおり、他業種からの応援などやむを得ない状況があるかもしれないが、適切な安全対策が講じられていることを事前に確認してほしい」

亡くなった3人は、車庫の工事現場で屋根から転落したり、丸太の積み込み作業中に落ちてきた丸太の下敷きになったりしたということです。

今月24日、建設関係者でつくる連絡会議が開かれ、鹿児島労働局から「より一層の対策の徹底が必要だ」と呼びかけました。

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