川辺川のダム受け入れを表明した熊本県五木村(いつきむら)の木下丈二(きのした じょうじ)村長が、木村敬(きむら たかし)熊本県知事に、村の振興策の早期実現などを求めました。

県庁を訪れたのは、五木村の村長や村議会議員など9人で、村の振興計画を早期に具体化することや財源の確保などを求める要望書を木村知事に手渡しました。

川辺川に建設予定の流水型ダムが大雨の際、ゲートを閉じると村の一部が水没するため、県は五木村に20年間で100億円規模の財政支援を示しています。

そのような中で4月、木下村長はダムの受け入れを表明しました。

要望に対して木村知事は「球磨川流域の復旧復興」は県政の最重要課題とした上で「村民に寄り添いながら五木村の振興に取り組む」と述べました。

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