遠隔操作する珍しい水中ブルドーザーなど、先端技術を使った工事現場を大分市の高校生が見学し、建設業の魅力に触れました。

この見学会は若い世代に建設業の魅力を感じてもらおうと、国交省大分河川国道事務所などが企画しました。大分工業高校の1年生78人が27日、大野川の改修現場を訪れ、日本に5台しかない水中ブルドーザーを見学。GPSを使った遠隔操作により人員の削減や安全性の向上につながることを学びました。

(高校生)「人が全部やるイメージがあったので、進化していると思った」「水中に入ってまで掘削すると思っていなかったので、すごいと思った」「ICTを活用した新しい時代に変化している中で、社会で活かせる人材になりたい」

建設業界では人手不足が深刻となっていますが、ICTの活用を通じて魅力アップにつながることが期待されています。

(国交省大分河川国道事務所 大野川出張所・山本貴之所長)「建設産業は、人手不足で待ったなしの状況です。これからの技術をしっかり見てほしいと思っていて、もっと建設産業が若い力で活性化していけば」

大分工業高校では今後、ICTが活用されている高速道路の工事現場も見学する予定です。

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