フィリピンにある熱帯低気圧は、26日午前3時までに台風1号になる見込みだということです。台風1号となれば、今年初めての台風発生となります。1951年に統計を開始してから、台風1号としては史上7番目に遅い発生となります。

気象庁によりますと、25日午後3時時点で、熱帯低気圧は、中心がフィリピン(北緯12度40分、東経122度50分)にあり、西北西へ時速25キロの速さで進んでいるということです。中心の気圧は1006ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は15m、最大瞬間風速は23mだということです。

今後、進路を東寄りに変えて、28日午後3時には沖縄の南海上へ進み、中心付近の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル、暴風域を伴いながら進むと予想されています。その後、29日~30日にかけて日本の南海上を通過する見込みだということです。

来週は本州付近に前線が停滞する影響で、前線を刺激し全国的に大雨になる可能性があるということです。今後の気象情報に注意してください。

今後の進路や風の予想は?

▼25日午後3時の実況(熱帯低気圧)
存在地域:フィリピン
進行方向、速さ: 西北西 25km/h
中心気圧:1006hPa
中心付近の最大風速:15m/s
最大瞬間風速:23m/s

▼26日午前3時の予報(台風に発達予想)
存在地域:フィリピン
進行方向、速さ: 北西 15km/h
中心気圧:1002hPa
中心付近の最大風速:18m/s
最大瞬間風速:25m/s

▼26日午後3時の予報
存在地域:フィリピン
進行方向、速さ:北 ゆっくり
中心気圧 1002 hPa
中心付近の最大風速:18m/s
最大瞬間風速 25 m/s

▼27日午後3時の予報
存在地域:フィリピンの東
進行方向、速さ:北東15km/h
中心気圧 992 hPa
中心付近の最大風速:23m/s
最大瞬間風速 35 m/s

▼28日午後3時の予報
存在地域:沖縄の南
進行方向、速さ:北東25km/h
中心気圧 980 hPa
中心付近の最大風速:30m/s
最大瞬間風速 45m/s

▼29日午後3時の予報
存在地域:日本の南
進行方向、速さ:北東35km/h
中心気圧 980hPa
中心付近の最大風速:30m/s
最大瞬間風速 45 m/s

▼30日午後3時の予報
存在地域:日本の南
進行方向、速さ:北東25km/h
中心気圧 990hPa
中心付近の最大風速:25m/s
最大瞬間風速 35 m/s

26日(日)以降の雨・風シミュレーション

27日(月)の雨・風シミュレーション

28日(火)の雨・風シミュレーション

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