パリオリンピック出場が内定したバドミントン日本代表の奈良岡功大選手が、24日に青森市で練習を公開。「スマッシュは絶対必要」と、パリ大会までの2か月で、メダル獲得に向けた新たな武器の習得を宣言しました。

地元での練習で笑顔を見せる奈良岡選手。オリンピックを夢見た子どものころから一番練習を積んできた『浪岡体育館』で、NTT東日本のチームメートと汗を流しました。

奈良岡功大選手
「(浪岡は)自分のホームという感じなので、自分がやりたい練習ができますし、最高の調整ができると思います」

初のオリンピック出場でメダル獲得が期待される奈良岡選手は、25日にシンガポールに向けて出発。オリンピックでのシード権獲得を目指して、4つの国際大会に出場して、現在5位の世界ランクのさらなる上昇を狙っています。

長時間のラリーでも粘り強くシャトルを拾う“守備型”のプレーは、世界トップクラス。そのプレースタイルを土台に、現在はスマッシュの強化にも力を入れています。

奈良岡功大選手
「レシーブ型でも攻めがあったほうが相手はこわいですし、試合も有利に運べるのでスマッシュは絶対必要。いま自分がどの状態なのかをしっかり確認しながらオリンピックに向けて調整したい」

残り2か月に迫ったパリオリンピック―。
金メダル獲得に向けて新たな武器を磨き、“シン・奈良岡功大”としてパリのコートに立ちます。

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