青森市は6月開会する定例市議会に、総額11億円を超える補正予算案を提出する方針です。このうち、子育て支援として「こどもの医療費無償化」の対象年齢の拡大や所得制限の撤廃などが盛り込まれてます。

青森市の西秀記市長は、24日の定例会見で6月の定例市議会に提案する総額11億2600万円の補正予算案を発表しました。

このうち、子育て支援では8800万円余りを「こどもの医療費無償化」の対象拡大に充てるとしています。具体的には、現行のこどもの医療費無償化は中学生までですが、これを高校生まで対象を広げるほか、所得制限を撤廃します。

また、2歳児クラスの保育料無償化に8000万円余り、小中学校の修学旅行費の一部公費負担に、約1700万円を盛り込むなどしています。

青森市 西 秀記市長
「(子ども医療費)請願が採択されておりますことや、市議会各会派からご要望を頂いたところでもありまして、私といたしましても最優先で実施すべきものと考え、今回の補正予算案に計上したものでございます」

補正予算案は6月の市議会に提案され、可決されれば10月1日から事業が始まる見込みです。

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