無許可でガールズバーを営業したとして逮捕された富山市の職員の男が、24日送検されました。藤井市長は市政に対する信頼回復に努めていくとコメントしています。

記者:「いま若田容疑者を乗せたとみられる車が富山西警察署を出ます」

風営法違反の疑いで送検されたのは富山市・地域コミュニティ推進課に勤務する若田悠弥容疑者(21)です。

警察によりますと若田容疑者は、富山消防署東部出張所の消防士、杉谷竜生容疑者(21)と富山市中島の会社員、草野龍二容疑者(21)の2人と共謀の上、今月17日の深夜、富山市総曲輪の「ガールズバーネオ」で県公安委員会から風俗営業の許可を受けずに客の接待をさせるなどした疑いが持たれています。

警察の取り調べに対し若田容疑者と草野容疑者は容疑を否認。杉谷容疑者は黙秘しているということです。

捜査関係者によりますと、店の経営などに暴力団や匿名・流動型犯罪グループいわゆる「トクリュウ」などが関与している可能性も視野に捜査を進めています。

富山市の藤井市長は、「市民に多大な不信感を抱かせたことは誠に遺憾」だとしたうえで「市政に対する信頼の回復に全力で努めてまいります」とコメントを発表しました。

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