障害者向けグループホームの運営会社が、食材費を過大に徴収していた問題。

愛知県内190の事業所で、同様の不正を確認です。

愛知県内を中心に、全国で障害者向けのグループホームを運営する「恵(めぐみ)」は、障害のある入居者から実際にかかった金額の3倍ほどの食材費を集めていたことが去年明らかになり、「経済的虐待」が疑われています。

この問題を受けた愛知県が、県内767か所、すべてのグループホームを調べたところ、約4分の1にあたる190の事業所が、利用者から集めた食材費と実際にかかった金額の差額を利用者に返さず、人件費や光熱費などに流用していたことが分かりました。

グループホームの職員の人件費は公費でまかなわれ、利用者から徴収することは認められておらず、愛知県は過大徴収した分を利用者に返すよう求めています。

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