神戸で行われているパラ陸上の世界選手権、男子1500メートル知的障害のクラスに大分市出身の十川裕次選手が出場。パリパラリンピックの出場権獲得にはわずかに及びませんでしたが、銅メダルを獲得しました。

大分市出身で別府市のオムロン太陽に勤務する十川裕次選手。2大会連続のパラリンピック出場を目指し、レースに挑みます。

トラックをおよそ4周する男子1500メートル知的障害のクラス決勝には9人が出場。このレースで2位以内に入ればパリへの切符を手にすることができます。

序盤から中団でレースを進めた十川選手は残り200メートルで2位に浮上。逃げ切りをはかりますが、最後の直線でポルトガルの選手に逆転を許してしまいます。

十川選手はパラリンピックの出場権獲得とはなりませんでしたが、世界選手権で初めての銅メダルを獲得しました。この大会でメダルを獲得した県出身選手は走り幅跳びの中西麻耶選手に続いて2人目です。

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