創業158年の老舗和菓子店「川口自由堂」が25日で閉店することになり、多くの客が訪れて名残惜しんでいます。

(渡辺記者)「竹田銘菓の三笠野、そして美しい荒城の月。150年以上愛された和菓子店が看板を下ろすことを決めました」

大分県竹田市で江戸末期から続く川口自由堂。城下町の銘菓「荒城の月」や「三笠野」を製造・販売する和菓子店のひとつです。

時代を越えて愛されてきた老舗も、原材料の高騰や後継者がいないことから店をたたむことを決めました。

最終営業日が近づく中、別れを惜しむように県の内外から多くの客が店を訪れます。

(地元客)「閉店すると聞いたときは驚いて親戚や家族にお土産として買いに来た。なくなるのは本当に寂しいですね」

(店主と幼なじみの男性)「もう若いときからどこかに出かけるというと、この自由堂の三笠野・荒城の月を持っていくし、竹田の人みんなが残念がってるね」

川口自由堂は25日、完売次第閉店するということです。

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