世界文化遺産登録を目指して、4度目の挑戦です。

 2026年の世界文化遺産への登録を目指しているのは、奈良県の「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」です。国宝の壁画「飛鳥美人」で知られる高松塚古墳や藤原宮跡など、橿原市、桜井市、明日香村にある22の古墳や遺跡などで構成されます。

 4月15日、奈良県の山下真知事ら登録推進協議会のメンバーが、推薦書の素案を文化庁に提出しました。

 「飛鳥・藤原」が世界遺産の「国内推薦候補」を目指すのは4度目で、藤原宮跡などでまだ史跡に指定されていない場所を追加するなどしたということです。

 (世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会 会長・山下真奈良県知事)「奈良県だけではなく、世界の人々にとって非常に価値があるものと考えております」

 早ければ夏にも文化庁の審議会でユネスコへの「国内推薦候補」となるかどうか決まるということです。

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