大量発生が懸念されるカメムシの対策に、鳥取県は予備費1500万円を23日発動し、直ちに対応を始めました。

暖冬により、この冬越冬したカメムシ類は平年の3倍以上とも言われ、被害の拡大が懸念される状況です。

果樹を狙うクサギカメムシに対して鳥取県は、名産の二十世紀梨の小袋かけを急ぐよう、既に注意報を出して呼び掛けています。

またイネを狙うイネカメムシに対しては、田植え後の穂が出る時期の防除が重要になるとして、当初予算の400ヘクタール分に加えて、きぬむすめなどの品種を育てる1100ヘクタール分も防除を実施することにしました。

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