釜無川の治水を願う春を告げる伝統の祭り「おみゆきさん」が、山梨県甲斐市で行われました。

「おみゆきさん」は平安時代から続く釜無川の洪水を防ぐことを願う祭りで、笛吹市から甲斐市まで往復50kmを神輿をかついで練り歩きます。

治水を祈願する祭りのため、様々なしきたりや工夫が施されています。

担ぎ手の男性が浴衣で女装し化粧をしているのは、美の神様・木花開耶姫命に失礼がないように。

「そこだい」という掛け声は、重い神輿を長い距離担ぐため「目的地はもうそこだ」という励ましあう意味。

そして独特のステップは、釜無川沿いの土手をしっかりと踏み固める目的もあります。

見物した子どもは:
「生で神輿を見てすごかったし、屋台も色々おいしかったです」

春の訪れを感じさせる釜無川の土手は、川の安全への願いと地域伝統の賑わいに溢れていました。

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