21日、北海道東部の別海町の牧場で、クマに襲われたとみられる子牛8頭が見つかりました。

被害に遭った牧場は、牛舎に金属製の扉を設置するなどの対策を講じる方針です。

21日朝、別海町の牧場で牛舎の中で飼育していた子牛12頭のうち、4頭が死んでいるのが見つかりました。

 また、ほかの4頭も襲われ、回復の見込みがなかったことから殺処分されました。

8頭はいずれも、クマに襲われた痕があり、近くにはクマの足跡が複数、残されていました。

 別海町は、21日、牧場の敷地内に「箱わな」1基を設置。牧場は対策として牛舎に金属製の扉を取り付ける方針です。

 なかしゅんべつ 未来牧場 友貞義照専務
「OSO18は放牧牛や人目のつかないところを(襲ったが)であったが、今回は施設に入ってきた」

別海町や、警察などは引き続き、注意を呼びかけています。

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