山口県宇部市は「男子はズボン、女子はスカート」などの時代や実情に合わない校則を市内のすべての公立小中学校で見直しました。

宇部市は校則を児童生徒が自ら考え、決めてもらおうと去年7月「校則見直しに関するガイドライン」を作成し、作業を進めてきました。各学校では児童生徒を対象にしたアンケートや児童生徒と教員、保護者などで協議する「校則見直し委員会」を通じて意見を聞いてきました。

その結果「男子はズボン、女子はスカート」などの服装規定や、髪の長さ、靴下の色などの校則を見直したということです。新しい校則は学校ごとに随時運用されています。

宇部市 野口政吾教育長
「子どもたちが感じて、今こう変えた方がいいんじゃないかとか、そういう意見を持つベース、そういうところを作っていく素地が少しづつ生まれてくることを期待しています」

宇部市教育委員会では、校則にはLGBTQの問題など、これから考慮しなければいけないこともあるとして、今後もガイドラインに沿って校則を変えていくとしています。

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