梅雨を前に今年も傘が広がりました。山口市のタクシー会社では、車庫の天井に巣を作ったツバメの子育てを見守っています。

ツバメが巣を作っているのは、山口市湯田温泉にあるタクシー会社の車庫の天井です。ことしは約30個の巣が作られています。この場所にツバメが初めて巣を作ったのは20年ほど前で、傘はツバメのひなの落下と、タクシーへのフン落下防止が目的です。そしてことしから、ひなを狙うカラスをよけるため、巣のそばにひもを設置しました。

巣に向かって飛んできたカラスの翼にひもが当たるため、設置してからひなの連れ去りは起きていないということです。

日本交通 山口営業所 末田雅雄さん
「ずっと毎年そろそろ来るぞっていう感じで。ここで同じように一緒に暮らしてるからやっぱり無事に育ってほしいですよね」

毎年、50羽以上のひなが巣立ちます。ツバメの子育ては9月中頃まで続きます。

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