島根県に21日に入った連絡によりますと、仁多郡奥出雲町に住む20代男性から腸管出血性大腸菌O157が検出されたことが分かりました。

男性は15日から腹痛や下痢、血便、吐き気、発熱の症状を訴え、翌日医療機関を受診し入院しました。22日現在も入院していますが、症状は回復傾向にあるということです。
島根県内での腸管出血性大腸菌検出は、今年に入ってからこれが初めてです。

現在、雲南保健所が感染ルートや患者の接触者に対する健康状態の確認などを進めています。

県は、腸管出血性大腸菌に感染した場合は重症化させないことが大切で、腹痛や下痢、血便などの症状があれば早めに医療機関を受診するよう呼び掛けています。
また食中毒は季節を問わず発生しているので、手洗いの励行や食材を十分加熱するなど、十分に注意して欲しいとしています。

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