税務署職員をかたる男から「税金の過払い金がある」などという嘘の電話を信じ、60代の男性が現金約99万円をだまし取られました。

被害に遭ったのは甲府市に住む60代の男性です。

警察によりますと、5月18日、午前11時30分ごろ、この男性の自宅の電話に税務署職員から「税金の過払い金があります。返金手続きを行うため口座を教えてください」と電話がありました。

その後、金融機関の職員をかたる男から「今日中ならATMで手続きができます」「手続きには989-257の登録番号が必要です」と電話がありました。

そして被害男性は近くのATMに行き、電話の指示に従って伝えられていた登録番号を入力し手続きを終えたところ、98万9257円を他人名義の口座に振り込んでいたことが発覚、警察に被害届を出しました。

警察は電話詐欺防止のため、自宅の電話に音声が自動で録音でされる装置を取り付けるよう呼びかけています。

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