11日未明、北海道帯広市にある会社の物置からガソリンを盗んだとして22日、この会社の元従業員の39歳の男が逮捕されました。

 窃盗の疑いで逮捕されたのは、帯広市西3条南32丁目に住む39歳の自称土木業の男です。
 男は、11日午前0時50分ごろ、帯広市愛国町にある会社の物置に侵入し、ガソリン約60リットル(時価合計約1万円相当)を盗んだ疑いがもたれています。
 警察によりますと、男はこの会社の元従業員で、物置にガソリンがあることを把握していて、自分で持ち込んだポリタンクにガソリンを移し替えていたということです。
 警察は、男の侵入方法やガソリンがどのような状態で保管されていたのかは捜査中としています。
 事件から3日後の14日、被害に気づいた会社関係者が警察に通報し、警察は防犯カメラなどの分析などから、男を割り出し22日、男を逮捕しました。
 取り調べに対して、39歳の自称土木業の男は「お金に困っていて、盗んだ」と容疑を認め「ガソリンは自分で使うつもりだった」などと供述しているということです。
 警察は、当時の詳しい状況や余罪の有無についても調べています。

 なお、22日午後2時に石油情報センターが発表した道内のレギュラーガソリンの平均価格は、1リットル当たり172円10銭で、先週より50銭高く、5週ぶりに値上がりしています。

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