3年後の青森県議会議員選挙に向けて、議員定数などの検討が本格的にスタートしました。2023年に行われた県議選の前に議論しましたが、合意にいたらず再度、議論が始まります。

県議会の議員定数などの検討委員会では、48の議員定数や選挙区の在り方について各会派の中で協議し、5月から議論を進めていくことを確認しました。

現在の選挙区では、東津軽郡と三戸郡で町村が隣接していない「飛び地」になるなど課題が残っています。

このため、2023年に行われた県議選の前に自民党を除く各会派が、飛び地選挙区の解消や1票の格差を2倍未満にすることなどを求めましたが、合意に至らなかった経緯があります。

県議会議員定数等検討委員会 田中順造委員長
「まだ改選まで2年以上時間があるので、最後のタイムリミットも踏まえながら各会派に十分な時間をとり、丁寧に説明していきたい」

検討委員会は、年4回の定例県議会の会期中などに行う予定で、丸井裕議長は、現在の区割りや定数を変える場合は十分な周知期間が必要となるため、次回の県議選の1年前となる2026年春までに結論を出すよう求めています。

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