県内で最大震度6弱を観測した地震で、天井の防音ボードが落下したため使用を休止していた、大洲市総合体育館のアリーナの利用が、20日から再開されました。

先月17日の地震では大洲市でも震度5弱を観測し、この影響で市総合体育館では、アリーナの天井に設置された、重さおよそ1キロのグラスウール製防音ボード7枚が落下しました。

この復旧作業が先週金曜日に完了したことから、アリーナは20日から利用が再開されました。

復旧までの間、およそ50件の団体予約や少年剣道大会などがキャンセルまたは中止になったものの、来月の地域の中学総体など、今後のイベントは予定通り実施される見通しです。

体育館は災害時の避難所にもなるため市は「安全対策を検討したい」と話していました。

一方、先月の地震の影響で吊り天井が落下した愛媛県宇和島市総合体育館は、再開のメドは立っていません。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。