社会人野球の2大タイトル、都市対抗野球の九州地区予選が今月25日から開幕します。
2年ぶりの都市対抗野球本選出場を目指す宮崎梅田学園に注目します。若いチームで全国の舞台を狙います。

22人の選手が所属 平均年齢は24歳

今年、創部19年目を迎えた宮崎梅田学園。
チームは去年、2年連続の都市対抗野球出場を目指していましたが九州地区予選で無念の敗退。
今回の予選では必ず代表の枠を勝ち取ろうと練習に熱が入っています。

就任11年目の高田昌宏監督も去年の雪辱を果たすべく、気合十分です。

(宮崎梅田学園 高田昌宏監督)
「去年は悔しい思いをした1年でしたが、残っている選手が経験していない選手にしっかりと伝えて、トレーニング、アップ、キャッチボールというところから本当にみんなが真剣に取り組んでいる姿は頼もしく、今年はいいチームができると思っている」

22人の選手が所属する宮崎梅田学園。
平均年齢は24歳と若い選手が多く、元気と勢いのよさでチーム全体の士気を高めています。

徳永憲太郎投手と中里高郎捕手のバッテリーに注目

チームの戦力として注目なのが、バッテリーを組む、2年目の2人。
まずは投手陣の主軸、2年目の徳永憲太郎投手です。

Max150キロのストレートを武器に、決め球のスプリットにも磨きをかけ、勝利をつかみます。

(宮崎梅田学園 徳永憲太郎投手)
「自分の特徴としてストレートが1番の持ち味で、それをどんどん押して気持ちで行くタイプ。先発で投げることが増えてくると思うので、1イニングでも長く、失点を1でも減らして、勝ちにつながるピッチングをしたい」

続いて、徳永投手とバッテリーを組むのは、同じく2年目の中里高郎捕手。
徳永投手の持ち味を最大限発揮できるよう強気な配球で女房役を果たします。

(宮崎梅田学園 中里高郎捕手)
「徳永(投手)とは同期で仲もいいのですが、どうしても感情的になってしまう場面もあるので、そこを抑えるのもキャッチャーの役割だし、自分の1つのサインでチームが勝ったり負けたりするので、チームが良い方向に行くようにキャッチャーとして導いていけたら」

走攻守の3拍子がそろった キャプテン・武者壮輝選手

そして、若手を引っ張るのは、走攻守の3拍子がそろった4年目でキャプテンの武者壮輝選手。
都市対抗野球に出場した経験も活かしながら、チームをまとめます。

(宮崎梅田学園 武者壮輝選手)
「僕も4年目になって、社会人野球選手としてはまだまだ新人というか、若い部類になると思うので、1・2年目の選手に負けないような元気を見せて、僕が盛り上げてから選手達がのってくる、そんなチームを僕がキャプテンとして、僕なりのキャプテンとして心がけていきたい」

2年ぶり3回目の都市対抗出場へ

2年ぶり3回目の都市対抗出場へ。
全国の舞台を目指しチーム一丸となって予選に挑みます。

(宮崎梅田学園 高田昌宏監督)
「まずは九州で、この初戦でしっかりと戦って、チームの力で初戦を突破して勢いにのって全国に行きたい。」

宮崎梅田学園の都市対抗野球九州地区予選の初戦は、今月25日、熊本ゴールデンラークスと対戦となっています。

※MRTテレビ「Check!」5月16日(木)放送分から

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