人間国宝の能楽師らによる「仙台青葉能」が5月18日、仙台市内で開かれ、訪れた人たちが伝統的な能の公演を堪能しました。

仙台市青葉区の電力ホールで開かれたのは「仙台青葉能」です。
演目のひとつ、平家物語を題材とした能「鬼界島」は、罪を犯し島流しの刑に処された主人公の深い絶望を描いた悲劇的な物語です。
訪れた人は人間国宝の能楽師・友枝昭世さんらの舞いや所作を堪能していました。

観客:「悲しみに暮れているところと、激しく動くところの差がすごく印象的でした」
5月18日は、公演に先立ち、仙台伊達家十八代当主の伊達泰宗さんが、舞台を清める「献香之儀」を行い、成功を祈願しました。
「仙台青葉能」は、毎年この時期に開かれていて、開催は今回で26回目となりました。

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