地域住民らが防災について学ぶ体験型のワークショップが、高知市で開かれました。ワークショップは、沖須賀と高須西町の2つの町内会と、下水道のメンテナンスを行う「四国パイプクリーナー」が、初めて開催しました。
会場では、カレーやパスタなどの非常食が用意され、訪れた人が好みの食べ物を試食したほか、起震車では、南海トラフ地震を想定した「震度7」の揺れが再現されました。震度7のすさまじい揺れを体験した子どもは
「すごく揺れました。怖いと思った」「地震に備えて物の点検をしたり、家具を固定したりしたいと思います」と来る南海トラフ地震への恐れをひしひしと感じた様子。地区では、南海トラフ地震の津波で2mから5m未満の浸水が想定されているほか、4月には宿毛市で震度6弱を観測する地震も発生していて、「災害時のイメージを持ち『備え』につなげること」が、イベントのねらいです。防災イベントを「サポートした四国パイプクリーナー管路部 高畑真一部長は「宿毛の地震もありましたので、(地震の怖さを)身近に感じていただくことで、より具体的に自分が『足りないもの』とか『こうしたら良いな』っていうことを体験を通じわかってほしい」と話していました。
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