地域の課題解決や魅力向上、次世代向けの情報発信手段を考えようと新潟放送と
新潟国際情報大学が結んだ包括連携協定を踏まえて学生による初めてのミーティングが17日開かれ、様々な意見やアイデアが交わされました。

会場となった新潟市西区の新潟国際情報大学本校には経営情報学部と国際学部に通う1年生から4年生までの男女7人が集まりました。

新潟放送と新潟国際情報大学とは今年4月、人材交流の推進、地域の課題解決、情報発信などに関する包括連携協定を締結しました。
キックオフミーティングでは新潟放送が70年余り、ラジオテレビを通じて地元密着型の放送を続ける中、最近ではスマホやパソコンからradiko(ラジコ)やTVer(ティーバー)でラジオやテレビのコンテンツを楽しめる時代になり、さらには放送局が社会の課題解決に寄与することで地域ソリューション企業としての役割が重要になっている現状が説明されました。

一方、参加した学生からは「空き家が多いと感じる」「新潟には若者が気軽に遊べる施設がない」「憩いの場を増やしたらどうか、固定概念を覆すものを生み出したい」といった意見や「出身地の祭りの際は東京に出た人も戻って来る」との指摘がありました。また「大学内でアンケートを行い、学生の悩みをみつけたい」「ラジオの面白い番組を若い世代にもっと聞いてほしい」といった声も聞かれました。
こうしたミーティングは今後も定期的に開かれ、新潟の魅力向上につながるアイデアや、若い世代に響く情報発信方法を考えるとともに、学生が新潟放送のラジオ番組に出演し、その成果を報告する予定です。

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